Im Abendrot

アクセスカウンタ

zoom RSS エリー・アーメリングのマスタークラス (2015年11月23日)

<<   作成日時 : 2015/12/09 14:44   >>

なるほど(納得、参考になった、ヘー) ブログ気持玉 2 / トラックバック 0 / コメント 2

兵庫県の芦屋にある, アルマック・ホールで行われました, エリー・アメリンクのマスタークラスを聞きにいきましたので概要を報告します.

私が聴講したのは11月23日(月)です. 22日については, フランツさんからの詳細な報告があります. 私は, 音楽に関する技術的な見識がないので, 大したことを書くことができません. 悪しからず.

11月23日(月)
受講生:
乃村八千代(Yachiyo NOMURA)(Soprano)
津田佳子(Keiko TSUDA)(Soprano)
新見準平(Jumpei NIIMI)(Bariton)
川野貴之(Takayuki KAWANO)(Tenor)

ピアノ(Piano):加藤哲子, 辰村千花, 出光世利子

----------
●10:00 から ; 乃村八千代(S)・加藤哲子(P)
R. シュトラウス/万霊節(Allerseelen)
(指導はなし.)
R. 4つの最後の歌 (Vier Letzte Lieder)から
シュトラウス/眠りにつこうとして(Beim Schlafengehn)
夕映えの中で (Im Abendrot)

●11:00 から ; 津田佳子(S)・辰村千花(P)
ベルリオーズ(Berlioz) /『夏の夜 (Les nuits d'été)』から
君なくて(Absence)
(指導はなし.)
見知らぬ島(L’Ile Inconnue)

●18:00 から ; 新見準平(Br)・出光世利子(P)
ブラームス(Brahms) / 4つの厳粛な歌 Op.121から
獣にきたるがごとく人にもきたるものなれば (Denn es gehet dem Menschen wie dem Vieh)
我は振り返りそして見たり(Ich wante mich und sahe an)

●19:00〜川野貴之(T)・加藤哲子(P)
(聴講せず.)

-------
アーメリング先生の言葉

・音符を歌うのではなく, 意味を歌うこと.
・小節を超えて命を吹き込むこと.
・言葉が第一で音楽は次. ベルリオーズはまずこの詩を見つけ, そしてそれに音楽をつけた.
・音符がないように聞こえるように, レガートで. フランス語の歌はまず, レガート.
・フレーズがどこに行くのか考えて歌うこと.
・いい, テクニックとは, 思ったことが直ぐに使えること. これには, 考えることから始め, 自分をよく聞くこと.
・歌う前に耳の中にイメージがなければなりません. こんな風に歌いたいと.
------

東京から日帰りで, 聴講に行った, 夕方の部は, 前半しか聞くことができませんでした.

JR芦屋駅からは, 方向音痴の私には珍しく, 川沿いの道から一本次の道の目安で, 全く迷わずに行けました.

アーメリングの指導は, 歌手のみならず, ピアノにもかなり細かな指導がありました. 23日の午前の部の2組の方の曲は, 管弦楽と共に演奏されることが多いので, どうしても, そのイメージで聞いてしまいます. アーメリングも, R. シュトラウスの, 4つの最後の歌について, “ピアノでは管弦楽のようには弾けないけれども” と言う前置きのうえで, ピアニストに難しい注文をしていました.

6月のBBC Radio 3の番組でのインタビューでは, 4つの最後の歌を管弦楽バックに歌うことの難しさを語っていましたので, この曲には特別な思い入れがあるのかもしれません.

午前の部が終了した時点で, 私が作った, "作曲家作品別ディスコグラフィー" の原語版(これは, まだ公開していません) を A5サイズに印刷して, 簡易製本したものを, アーメリングさんにお渡ししました. ぱらはらと, めくって, 昔のことを思い出してくれて, 懐かしそうで, 少し会話をしましたが, なにせ, 通訳してもらわなければなりませんし, アーメリングさんは, 2時間続けての指導で, 恐らくお疲れと思いましたので, 会話はほどほどにしました.

夕方の部の始まる前に, このマスタークラスを主催され, 当日, 通訳もされた, 廣澤敦子さんから, 先生は, 車の中でこれを見られ, 大変喜んでいらっしゃったと声をかけて頂きました.

今回のマスタークラスを企画された, 廣澤さんと, この情報を, 私のブログ上に頂いたLiederkreisさんに感謝致します.

-------------
なお, 午前の部と夕方の部の間に, せっかくですので, 姫路まで足を伸ばし, 今年の3月にお化粧直しをしてお披露目になった世界遺産の姫路城を見てきました.

以上, マスタークラスを聴講した後, プライベートでハプニングがあったりして, 時間がとれなかったために, 報告が遅れました.


テーマ

関連テーマ 一覧


月別リンク

ブログ気持玉

クリックして気持ちを伝えよう!
ログインしてクリックすれば、自分のブログへのリンクが付きます。
→ログインへ
気持玉数 : 2
なるほど(納得、参考になった、ヘー)
ナイス

コメント(2件)

内 容 ニックネーム/日時
Sandmanさん、こんばんは!
アーメリングのマスタークラス2日目のご報告を有難うございました!
日帰りで聞かれたのは大変だったことと思います。迷わず現地へ行けたとは凄いです!
興味深いお話をこの日もされたようですね。
Sandmanさんのディスコグラフィーをお渡しになったのですね。喜ばれたことでしょう!
実は私もアーメリングの来日コンサートの記録をワープロ(当時はパソコンを持っていなかったのです)で印刷したものを1997年の来日時に招聘事務所に送ったところ、ご丁寧なお礼のお手紙をいただき、それが今でも私の宝物となっています!
この日はアーメリングさんのお手本の歌は聞けたのでしょうか?私の聴講した日は「ハデスへの旅」の一部をかなりしっかり歌われていましたし、他の受講曲も部分だけですが歌ってみせてくれる場面がありました。
今回受講された若い方々の今後にも注目したいですね。
フランツ
2015/12/09 19:22
フランツさん
早速のコメント, ありがとうございます.
内容があまりなく, 恥ずかしい限りです.
アーメリングご自身のお手本が歌われたかどうか, よく覚えていません. 何分, アーメリングの熱意に圧倒され, 何を言わんとしているのか理解するのに一所懸命でしたので.
また, フランツさんの来日コンサート記録の件は, フランツさんのブログのどこかで以前読ませて頂きました.
受講された方は, 貴重な経験をされのだろうと思います. これは, 歌ったかたのみならず, ピアニストの方にも相当な刺激があったと推察します.
Sandman
2015/12/09 22:07

コメントする help

ニックネーム
本 文
エリー・アーメリングのマスタークラス (2015年11月23日) Im Abendrot/BIGLOBEウェブリブログ
文字サイズ:       閉じる